原子力 東海再処理 東海第二原発

原発や再処理施設の事故に対する不安のない、普通の日常を取り戻すために

 最近は、ニュース等を見ていると、事故などが起こるたびに「安全・安心のために」という言葉が良く出てきます。しかし、県北の市街地にある老朽化した東海第二原子力発電所が、今後、再稼働するようなことがあれば、我々にはさらに約20年の間、安心も安全もありません。  原子炉を運転していない...

原子力 東海再処理 東海第二原発

重大な原子力事故やテロに対処するための設備の基準が、余りにも曖昧ではないか

  国の原子力を規制する法律は、原子力基本法の下に「原子炉等規制法」があり、さらに「規則」があります。この規則の内のひとつである「再処理施設の位置、構造及び設備の基準に関する規則」では、再処理施設で重大な事故などが発生したり、その拡大を防止するための設備が、本当に有効かどうかを判...

原子力 東海再処理 東海第二原発

大きな原子力事故が起これば、市民は必ず放射線で被ばくする

  内閣府が作成した 「原子力災害発生時の防護措置」によれば、 原子力発電所で大きな事故が起こった場合、 避難することで高齢者等に健康上の影響をもたらす可能性が高く、また、交通渋滞やパニックに伴う事故等の危険があるとしています。 そのうえで、発電所から5km以内( PAZ )...

原子力 東海第二原発

「原子炉立地審査指針」と市街地にある東海第二原子力発電所の危険性

福島第一事故の後、原子力規制委員会は原子力発電所の安全を審査する基準を見直し、従来からある 幾つかの 審査項目の要件を強化し、また、テロ対策等を新たに追加したのは事実です。しかしこれと同時に、人口密集地では原子力発電所を立地したり、運転したりできないとしていた 「原子炉立地審査指...

原子力 東海再処理 東海第二原発

日本の原子力は市民が関与できない仕組みで動いている

   原子力発電を進める事業者は、「原子炉等規制法 」 による安全審査を受けて、一定の基準に適合すれば、発電所の運転が許可されます。しかし、これはその基準に反していないというだけで、事故が起こらないという 意味 ではありません。  その一方で、原子力発電所が立地する 県 や半径3...