原子力 東海再処理

東海再処理施設の高レベル放射性廃液による重大な事故

高レベル放射性廃液を 貯槽で 保管するのは極めて 危険である 高レベル放射性廃液 は、 各地の原子力発電所から出た使用済み核燃料を東海村にある再処理施設で 再処理することによって発生したものです 。 使用済み核燃料からウランとプルトニウムの大半を分離した後に残った廃液で、 放射能...

原子力 東海再処理

東海再処理施設における高レベル放射性廃液の保管状況

東海再処理施設における高レベル放射性廃液の放射能・保管量など 現在、約400立方メートルの高レベル放射性廃液が、6基の大きな貯槽(このうち、1基は予備) に分けて保管されています。今後、再処理主工程の設備内に残っている溶液等の取り出しや、設備内部の洗浄などによって、新たに廃液...

原子力 東海再処理

東海再処理施設に保管している高レベル放射性廃液の概要

高レベル放射性廃液は、清澄工程と抽出工程から発生する 高レベル放射性廃液は、再処理工程のうち、使用済み燃料を 硝酸で 溶解した後の清澄工程で発生する 不溶解残渣 と、溶媒抽出工程で溶解液からウランとプルトニウムを分離した後に残る放射性廃液を混合したものです。 この清澄工程...

原子力 東海第二原発

東海第二原子力発電所の安全対策に関する問題点や疑問点

安全対策に関する茨城県固有の問題点  東海第二原子力発電所は人口密集地に立地しており、既に老朽化していること、また、 近隣には、 極めて放射能の強い「高レベル放射性廃液 」 を大量に保管する東海再処理施設があるため、どちらで事故が起こっても近隣の市民が放射線を被ばくし、環境が放射...

原子力 東海再処理

東海再処理施設の廃止措置の現状と今後の問題点

 東海再処理施設の廃止は、70年の期間と1兆円の費用がかかる 東海村にある核燃料サイクル工学研究所内の東海再処理施設は、新規制基準に適合させることが難しいため、廃止するとのことです。   しかし、これは「今後、新たに使用済み燃料の再処理は行わない」という意味です。今後は廃止が完全...